早期発見が重要!発達障害のサインや兆候、気づくポイントは?[LD/ADHD]

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早期発見が重要!発達障害のサインや兆候、気づくポイントは?[LD/ADHD]

LD学習障害やADHDなど子供の発達障害は、早期発見・早期支援が大切になります。

以前は、小学校の高学年の5年生や6年生になってからLD学習障害と気づく子供が多かったのですが、最近では、LD学習障害やADHDなど発達障害についての理解が広がっていることもあり、小学校入学前に気づいて支援するケースも徐々に増加しています。

LD学習障害の早期発見、早期支援のメリットは?

LD学習障害の子供の場合、はじめのう頃は学習の遅れが部分的でも、そのまま気づかすに放置されると学習困難な範囲が増加していくことがあります。

そうなると、何が分かって何が分からないのか、どこに問題があるのかがわからなくなり、適切な支援ができず発達レベルがさらに低下してしまう悪循環を生んでしまいます。

LD学習障害の存在を早期発見し、早期支援で適切なサポート対応をとることで、子供にとって学びやすい方法で指導できるようになり、学校の授業についていけなくなることも減り、二次的障害の発症率も下がるメリットがあります。

LD学習障害の兆候やサインは?早期発見のポイント

LD学習障害は「早くに気づくこと」が大切で、小学校入学前(就学前)の早い時期が望ましいのです。

LD学習障害かどうかは小学校に入学してからでないと判断は難しいのですが、小学生になってから急に発症するものではありません。

特徴や症状が表面化するのが入学後であっても、その特性は生まれつき、乳児期や幼児期などから持っている子供が多いのです。

ただ知的障害や言葉の遅れもないLD学習障害の子供は、幼稚園や保育園の頃にはなかなか気づきにくいのですが、アスペルガー症候群やADHD、高機能自閉症など他の発達障害と似ている症状がみられることもあります。

例えば、手先が不器用、こだわりが強い、じっとできない、ひとり遊びができない等は、LD学習障害やADHDなどなんらかの発達障害のサインや兆候と思われます。

3歳〜5歳頃の幼児期にこのような兆候がみられるときは、発達障害の可能性があるので医師など専門機関に相談してみるとよいでしょう。

発達障害の兆候やサイン、早期発見のポイント

・ボール投げが苦手
・スキップできない
・手先が不器用(ボタンかけができない、はさみが上手く使えない等)
・言葉での指示が伝わりにくい
・文字に興味を示さない
・忘れ物が多い
・おもちゃの整理整頓が苦手
・落ち着きがない
・じっとできない
・思いついたらダメなことでもやってしまう
・会話が一方的
・仲間はずれになりがち

幼稚園や保育園の先生が発達障害に気づくことも多い

今日の日本では、少子化が進み、共働き家庭が増加していることもあり、母親が他の兄弟と比較して発達程度をみることも少なくなっています。

ひとりで遊ぶ子供は親にとっては「手のかからない子、育てやすい子」と感じやすく、落ち着きのない男の子を「男の子だからわんぱくでもいい」と放置してしまいがちです。

しかし、手がかからないのは自閉症の症状だったり、落ち着きがないのはADHDの多動性だったりすることが後でわかるケースも多くみられます。

幼稚園や保育園でたくさんの子どもたちと接している保育者は、他の子どもとの違いについて敏感に気づくことができ、親よりも早く発達障害を発見するケースも多いようです。

保育者には、ADHDやLD学習障害などの発達障害のサインが子どもに見られる場合、隠さずに親に伝えることが望まれます。

親としては、子どもが持つ特性や問題を保育者に指摘された場合は、現実をちゃんと受け入れて、どう対応することが子どもにとって良いのか、可能性を伸ばす関わり方を考えることが大切です。

◆この記事は、教育心理学者、東京学芸大学名誉教授の上野一彦先生執筆・監修「図解よくわかるLD(学習障害)(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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