【ADHDとLD学習障害】教師の対応は?授業の進め方や机の位置、教室での支援は?

【ADHDとLD学習障害】教師の対応は?授業の進め方や机の位置、教室での支援は?

聴覚認知や視覚情報にかたよりがみられるLD学習障害の子どもや、多動性が強いADHDの子どもへの教師の対応としては、授業に集中できるように教室環境を整えることが大切になります。

今回は、LD学習障害とADHDなど発達障害の子どもに対する教師の対応や教室内での支援についてポイントをまとめてみたいと思います。

机の位置は一番前がいい?ADHDとLD学習障害

聴覚認知や視覚認知のLD学習障害の子どもの場合、情報が多いと頭の中が混乱してしまい、授業に集中することが難しくなります。

また、多動性が強いADHDの子どもの場合も、ささいなことで気が散ってしまいやすくなります。

教室内での発達障害の子どもの座席位置は、教師から一番近い一番前がよいといわれています。

窓際の座席だと、窓の外の景色や音が気になって気が散りやすくなりますし、廊下側でも同じようなことがいえます。

【発達障害の子どもの座席位置】
①黒板がみやすい
②教師が声をかけやすい

教室環境を整える|教師のサポート

ADHDやLD学習障害など発達障害の子どもが授業に集中しやすいうように、気が散りにくいようにするためには、いくつかポイントがあります。

・外の景色や雑音が気になる窓際、廊下側の座席はさける
・座席位置は教師の近く
・前方の壁や黒板の掲示物は必要最小限にする。
・後ろに貼った作品あ、いつまでの貼っておかずに一定期間で片付ける
・お手本になるような子の隣や近くにする
・教室内を整理整頓し、落ち着いた雰囲気づくりをする

教室内を整理整頓しやすいような工夫も

ADHDやLD学習障害の子どもの机は散らかりやすく、使ったものを元の場所に片付けられない子どももいます。

考えられる原因としては、空間や位置の認知が乏しく、置き場所や片付ける場所を覚えることができないから、とされています。

子どもの持ち物だけでなく、教室内のものについても、何をどこに置くか、シールや写真を貼って片付ける位置がわかるようにするとよいでしょう。

具体例|片付けられない発達障害の子どもの対応

・専用の袋や箱を準備しておき、床に落ちているものを拾って入れ、放課後など時間があるときに整理整頓するようにする

・ロッカーや棚には、片付ける物の写真やイラスト、シールを貼って、一目でわかるようにする

・自分の持ち物と他人の持ち物の区別がつきにくい場合には、自分専用のシールやマークを貼っておくようにする

◆この記事は、教育心理学者、東京学芸大学名誉教授の上野一彦先生執筆・監修「図解よくわかるLD(学習障害)(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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