学習障害LDの子どものしつけ、家族のサポートと家庭での対応方法について

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学習障害LDの子どものしつけ、家族のサポートと家庭での対応方法について

学習障害LDの子どもは、学びにくさを抱えていますが、しつけができないわけではありません。

最初からあれもこれもと多くのことを身につけさせようとするのではなく、家庭では「わかりやすく、繰り返し」教えることがポイントです。

学習障害LDの子どものしつけ「生活の基本ルールを守ること」

まず家庭でできる学習障害LDの子どもしつけとは、日常生活での約束事、生活の基本的なルールを守ることから始まります。

ひとつずつ、わかりやすく、繰り返し教えて身につけさせていくことが大切です。

ひとつできるようになったら、少しずつレベルアップしていくようにするとよいでしょう。

あまりにも細かく指図すると、学習障害LDの子どもが家庭をきゅうくつに感じてしまい、ストレスがたまりやすくなってしまいます。

親や家族はおだやかであることを心がけ、また子供にとってよいお手本となることが大切です。

家庭での生活のルールの例

【トイレ】
・トイレに入って用を足した後は水を流す。
・トイレから出た後は、手を洗う。

【お風呂】
・お風呂に入ったら、自分で洗えるところは洗う。

【服装・身だしなみ】
・朝は歯みがきをして、顔を洗う。
・洋服は自分で着替える。
・汚れた服や靴下、ハンカチは洗濯カゴに入れる。

【整理整頓・片付け】
・遊んだ後は片付ける(何をどこに片付けるかわかるようにシールを貼る、など)
・ゴミはゴミ箱に捨てる。

【食事】
・食事中は席を立たない
・食べた後は、自分の食器を流しに運ぶ。

朝起きてから寝るまで、1日の生活リズムを整える

脳の機能異常が関係している発達障害の場合、睡眠のリズムが不規則になりやすく、熟睡できない子どもも少なくありません。

寝つきが悪かったり、夜中まで起きてしまう子どももいます。

そのため、朝起きれずに学校に遅刻してしまったり、不登校になってしまう例もあります。

発達障害の子どもの睡眠リズムを整えるためには、毎朝同じ時間に起床して、夜も同じ時間に寝るようにすることがポイントです。

学習障害LDの子どもにとって、睡眠や食事の時間を規則正しくすることは、時計を見て行動する生活習慣にもつながり、自立性を育むことにも役立ちます。

場面に適したあいさつをすること

・朝起きたら「おはようございます」
・何かしてもらったら「ありがとうございます」
・ダメなことをしたときは「ごめんなさい」
・食事をするときは「いただきます」
・食べ終わったら「ごちそうさまでした」
・出かけるときは「いってきます」
・帰ってきたときは「ただいま」
・夜寝るときは「おやすみなさい」

◆この記事は、教育心理学者、東京学芸大学名誉教授の上野一彦先生執筆・監修「図解よくわかるLD(学習障害)(ナツメ社)」の内容に基づいて、当サイト運営事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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